明知線開通時から使われていた腕木式信号機がこの3月で、 色灯式の信号機に切り替えられることになりました。
それを偲んで3月20日、明知鉄道と沿線の鉄道ファンの方が「ごくろうさま腕木式信号機」 明知鉄道線内探索ツアーを企画・開催してくださいました。参加したのは50名弱で盛況でした。 少しツアーの様子を紹介させていただきます。
9時すぎに恵那を出発した特別車両のなかで、明知鉄道の社員の方から沿線の見所について紹介がありました。沿線に住んでいてもなかなか知らないことが沢山あり頷きどおしでした。
到着して明智駅を1時間ほど探索しました。構内のポイント操作の体験や
整備場の見学が行われました。
S字カーブの紹介再び。明智側からの方がよく見えます。明知鉄道クイズの解答解説が行われました。
まだ使われている古いレール探しが行われました。阿木駅に1902年製の古いレールが使われていることはこのページで紹介していましたが、1898年製のレールが岩村駅構内に5本使われているそうです。岩村駅に到着してドアが開いた直後に開始というなかなか緊迫した設定でした。が、件のレールは開始後1分も経たずに発見されてしまいました。
刻印も薄くなかなかわかりにくいものでしたが、よくすぐに見つかったものです。
私はこの後20分ほどの時間を構内をぶらついてすごしましたが、あ、閉塞機を見るの忘れてた!
岩村駅で積み込まれたお弁当をいただきました。
お弁当はいかにも沿線のものと言う感じでした。
飯沼駅に停車して、車内でボールを転がす実験が行われました。確かに傾斜しています。机の足にぶつからなければよく転がっていきます。
発車時はブレーキをゆるめるだけで進んでいきます。普段と変わらないような気もしますが、解説付で実演されると思わず歓声を漏らしてしまいます。
恵那駅出発後ビンゴゲームが行われました。なんだかんだ言っても夢中になってしまいます。
岩村駅で交換後、オークションが行われました。オークションは明智駅に着くまでに終わるはずもなく、到着後整備場の車庫内で続けられました。
参加記念品は写真立てでした。
その日一日、明知鉄道では写真を撮っている人を沢山見かけました。